旧第五十九銀行本店本館(青森県)のスタンプ

観光スタンプ
スポンサーリンク
スポンサーリンク

旧第五十九銀行本店本館のスタンプ

 

(2022/10/26)

 

スタンプ設置情報

 設置場所  館内1F、カウンター上
 入館料  高校生以上¥200|小・中学生¥100
 開館時間  午前9時30分~午後4時30分
 休館日  火曜
 年末年始(12月29日〜1月3日)
 公式サイト  弘前市|旧第五十九銀行本店本館

 

旧第五十九銀行本店本館ってこんなところ

旧第五十九銀行本店本館は明治12年に設立された県下では最初、全国で59番目の国立銀行で、明治37年に親方町に移りました。本館はこの時建てられた新店舗で、設計および施工を手掛けたのは当時の洋風建造物の第一人者で太宰治の生家・斜陽館なども手がけた堀江佐吉。
当時の岩淵惟一(いいち)頭取から「堀江さん、あんたが気がすむようなものをこしらえてくだされば、よござんしょう」と建築の一切を任されたその総工費は約67000円。これは弘前市内の同時期の建築に比べても極端に高額で、また佐吉晩年の59歳という年齢から、それまでに彼が習得した和洋全ての技法と精力を投入したと考えられています。
昭和40年、現在の弘前支店の新築によりこの建物は取り壊される予定でしたが、市民から保存を強く要望されたため、解体せずに現在地へ曳屋・保存され、昭和47年には国の重要文化財に指定されました。

 

出典:旧第五十九銀行本店本館パンフレット

〈堀江佐吉〉
弘前藩おかかえの棟梁の家に生まれ、西洋建築の技術を函館で学び、明治期の津軽地方において数多くの洋風建築を手掛けた。

手掛けた建物……旧第五十九銀行本店本館、旧弘前市立図書館、旧弘前偕行社など

 

銀行店舗としての名残がある営業室

正面玄関を入るとかつての営業室が広がり、客溜まりとの間には銀行の窓口で使われていた立派なカウンターが今も残ります。

 

2階会議室につながる階段

会議室には塔屋につながる階段があって、この階段が小さくとも素敵でめちゃくちゃわたし好みでした。会議室は撮影禁止なので写真に残せなかったのが残念。

“塔屋”というのは、この部分ですね。

ねぷた祭の際はここに大口のお客さんや特別なお客さんを招いてねぷた鑑賞を楽しんでいたのではないか、と監視係の方がおっしゃってました。本当に素敵な階段だったので上ってみたかったな。

設計および施工を手掛けた堀江佐吉という人は遊び心のある人だったそうで、この銀行の屋根裏のどこかに“木彫りのネズミ”が隠れているのだとか🐭

 

施設情報とアクセス

 所在地  〒036-8198 青森県弘前市元長町26
 電話番号  0172-36-6350
 入館料  高校生以上¥200|小・中学生¥100
 開館時間  午前9時30分~午後4時30分
 休館日  火曜
 年末年始(12月29日〜1月3日)
公式サイト  弘前市|旧第五十九銀行本店本館

〈アクセス〉
・徒歩
JR弘前駅より約28分

・バス
JR弘前駅より土手町循環100円バスで約10分
「下土手町」下車、徒歩5分