太宰治記念館「斜陽館」(青森県)のスタンプと購入品

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太宰治記念館「斜陽館」のスタンプ

 

(2022/10/27)

 

スタンプ設置情報

 設置場所  1F土間(休憩室付近)
 入館料 【斜陽館のみ】
 大人:600円
 高・大学生:400円
 小・中学生:250円
【斜陽館・津軽三味線会館共通券】
 大人:1,000円
 高・大学生:600円
 小・中学生:400円
 開館時間  4月~9月 
 9:00~17:30(最終入館17:00)
 10月~3月 
 9:00~17:00(最終入館16:30)
 休館日  12月29日

 

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斜陽館ってこんなところ

太宰治記念館「斜陽館」は、太宰が生まれる2年前の明治40年(1907)、津島源右衛門(太宰の父)によって建てられた和洋折衷・入母屋造りの豪邸で、米蔵にいたるまで青森ひば(ヒノキ)が使用されています。明治期の木造建築物としても大変貴重で、平成16年には国の重要文化財建造物に指定されました。

津島源右衛門は、明治39年5月に金融業の店舗を兼ねた住宅を新築着工し、建築費は当時の金額で4万円(米7,000俵分)。設計は津軽地域における西洋建築の名棟梁、堀江佐吉に依頼し、大工棟梁は佐吉四男の斎藤伊三郎。当時は、主屋(階下11室278坪/2階8室116坪)、文庫蔵、中の蔵、米蔵三棟、漬物蔵、味噌蔵、炭蔵、泉水を配した庭園と前庭を合わせて宅地680坪余、周囲を高さ4mの赤煉瓦塀が巡る豪華な建物でした。
この豪邸も戦後になって津島家が手放し、昭和25年から旅館「斜陽館」として全国から多くのファンが訪れていましたが、平成8年に旧金木町が買い取り、平成10年に金木町太宰治記念館「斜陽館」となっています。

蔵を利用した資料展示室では、太宰が生前着用していたマントや執筆用具、直筆原稿、書簡などのほか、初版本や外国語の翻訳本などの貴重な資料を見ることができます。

 

洋間に続くケヤキの階段

純和風建築の中にあってこのロココ調の立派な階段。この階段を上がると一気にモダンな雰囲気になって、鹿鳴館風の洋間へとつながります。この階段が素敵で素敵で…。

 
 

この階段の他にも全部で4か所に立派な階段があり、この日公開されていたのが3つ、昇降できたのが2つ、写真を撮ることができたのが2つでした。

引用:太宰治記念館「斜陽館」パンフレット

 

応接室として使われていた洋間

壁紙は張り替えられていますが、天井とソファーや椅子テーブルなどの調度品は太宰が暮らしていた当時のままです。

奥に見えるソファーが、太宰が青森中学時代、寝そべってサイダーをがぶ飲みしたと、小説「津軽」に書かれているソファー。

引用:太宰治記念館「斜陽館」パンフレット

 

襖に「斜陽」の文字が見られる「斜陽の間」

ここは「書斎」と呼ばれていた、太宰の母・夕子の部屋です。しかし実際には子どもたちの勉強部屋であり、遊び場として使われていました。雪の結晶の欄間・格天井、湾曲した戸棚の天袋。どれも手のこんだ造りです。部屋の右から三番目の襖の漢詩には「斜陽」の文字。太宰はこの襖の前に机を置き、勉強していたそうです。「斜陽」は、子どものころから太宰にとって見慣れた言葉であり、小説『斜陽』との関連性もうかがえる貴重な部屋です。(引用:現地案内パネル)

 

次兄英治さんは、「この部屋は、『書斎』と呼んで、夏休み兄弟集まっていたものです。友達なんか来ても、この部屋へ連れて来て、ねんごろで小説を読んだり、菓子を食ったりしていました。あそんでばかりいたものです」と語っています。旅館時代は「欄の間」、太宰ファンには「斜陽の間」と、親しまれた部屋です。

引用:太宰治記念館「斜陽館」パンフレット

 

斜陽館のおみやげ

◾️「斜陽」「人間失格」「津軽」 クリアファイル 各380円
◾️「斜陽」「人間失格」「津軽」 ノート 各450円
◾️ひばマグネット 330円

 

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施設情報とアクセス

 所在地  〒037-0202 青森県五所川原市金木町朝日山412-1
 電話番号  0173-53-2020
 開館時間  4月~9月 
 9:00~17:30(最終入館17:00)
 10月~3月 
 9:00~17:00(最終入館16:30)
 入館料 【斜陽館のみ】
 大人:600円
 高・大学生:400円
 小・中学生:250円
【斜陽館・津軽三味線会館共通券】
 大人:1,000円
 高・大学生:600円
 小・中学生:400円
 休館日  12月29日
 駐車場 「斜陽館」向かい「金木観光物産館 産直メロス」の駐車場を利用
 アクセス  津軽鉄道金木駅下車・徒歩7分
 公式サイト  五所川原市|太宰治記念館「斜陽館」